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ライフロードの節税効果!控除が使える個人年金保険を徹底解説!

ライフロード 控除が使える個人年金保険 メリット・デメリット解説
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ゆたか
ゆたか
こんにちは!ゆたか(@tdyutaka)です。

個人年金保険のJA共済のライフロードを契約しました。

個人年金となりますが、個人的には結構いい商品だと思っていて今回契約することにしました。

ざっくりどんなものかというと、個人年金保険料控除が使えて、割りかしいい条件で年金の積立ができて、クレジットカードで支払いができる年金保険です。

この記事では

  1. JA共済のライフロードの仕様
  2. 生命保険料控除の効果
  3. 実際の契約時の流れ

をポイントにお話していこうと思います。

まずこちらの商品は個人年金となるため原則60歳以上等の一定の年齢にならないと受け取ることができない商品になりますのでご注意ください。

JA共済のライフロードの特徴

  1. 積立期間6年以降で最低年率0.5%で運用
  2. 個人年金控除をピッタリ控除額のMAX8万円を支払いできる
  3. クレジットケード決済で支払いできる

積立の5年までは予定年率が適用されます。2021年8月時点では0.3%でした。

どちらかというと立ち位置としてはちょっとしたお守り代わりになるものなのかなと思っております。

メインは積立NISA・idecoなどで投資をしてサブとして持っておくくらいのものになります。これだけに全額というのはナンセンスかと思います。

予定年率と年金額

基本的には長い期間積立をしたほうが受け取り金額が多くなる仕組みです。

5年目までは予定年率0.3%で毎年積立額に対して利率がつき

6年目以降は最低0.5%保証で積立金額に対して利率がつきます。

例えばこんな感じで毎年ちょびちょび増えて積立られていきます。

積立合計 支払い額 上乗せ分
29 80000 80000 240
30 160000 80000 480
31 240000 80000 720
32 320000 80000 960
33 400000 80000 1200
34 480000 80000 2400
35 560000 80000 2800
36 640000 80000 3200
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
58 2400000 80000 12000
59 2480000 80000 12400
60 2560000 80000 12800

積み立て分+毎年の変動利率の合計が年金として積み立てられていきます。

これが10年にわたって配られていくものになります。

29歳から60歳まで毎年8万円を積み立てていくと12万円ほど上乗せされていきます。

正直投資からするとめちゃくちゃ微妙ですが保険としてはまぁまぁ強いです。

これに加えて控除が毎年受けられるのでそれも考慮すると結構強いです。

個人年金保険料控除

所得税の生命保険保険料控除額

年間の支払保険料等 控除額
20,000円以下 支払保険料等の全額
20,000円超 ~ 40,000円以下 支払保険料等 × 1/2 + 10,000円
40,000円超 ~ 80,000円以下 支払保険料等 × 1/4 + 20,000円
80,000円超 一律 40,000円

住民税の生命保険保険料控除額

年間の支払保険料等 控除額
12,000円以下 支払保険料等の全額
12,000円超 ~ 32,000円以下 支払保険料等 × 1/2 + 6,000円
32,000円超 ~ 56,000円以下 支払保険料等 × 1/4 + 14,000円
56,000円超 一律 28,000円

 

ゆたか
ゆたか
保険料の控除が受けることができます。

控除については個人年金保険ですと最大年間8万円の支払いで所得税40000円、住民税28000円の控除を受けることができます。

ゆたか
ゆたか
これは控除額であるので、人によって支払う金額は変わってきます。

所得税が10%の方ですと4000円、

20%の方ですと8000円が節税されたということになります。

住民税は全国民一律で10%なので2800円

所得税10%の方でいうと合計で毎年6800円が節税になったという考え方です。

29歳から60歳まで毎年控除を受けたとして節税額は合計で217600円になります。

本来の目的である積立の利率よりも多く控除の恩恵を受けることができます。

ゆたか
ゆたか
また、月払いではなくピッタリ控除の上限の8万円で支払いができるのも良いポイントです。

保育料の減額にも使える

明治安田生命のじぶんの積立の記事でもお話しておりますが、所得控除が発生するので保育園で保育料を払っている世帯は保育料が減額になる可能性があります。

これは各自治体によりますが、ちょっとした裏技ですので保育園を利用して保育料を払っている世帯の方は少しお得に使えます。

ただ、期間が長いので保育料の減額のためにやるのだったら明治安田生命のじぶんの積立を5年間でやるほうが資金拘束が少ないのでベターです。

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クレジットカードで支払いができる

またこの保険はクレジットカードによる支払いが可能です。

クレジットカードを利用するとポイントを貯めることができるのはご存知かと思います。

仮に毎年8万円を還元率1%のクレジットカードで支払いした場合、得られるポイントは800円分です。

29年間で合計25600円分のポイントになります。

実質毎年1%分プラスになっているということに等しいです。

予定利率+控除+クレジットカードを考慮した総合的な利回り

投資では複利的に資産を増やしていくことができます。

果たしてこのライフロードは投資として考えたときすべての金額を合算したとしていくらの利回りになるのかIRR関数を用いて計算してみました。

IRR関数・・・内部収益率、Excelに標準搭載されている機能で定期的なキャッシュフローに基づく内部収益率を表した数値です。最終的な利回りを計算することができます。

結論からいうと最終利回り率は0.7%となりました。

計算条件

32年間毎年8万円還元率1%のクレジットカードで支払い、所得税10%計算、満期後10年間268720円を受給する

IRR 0.7%

すべての条件を加味した上での利回りは0.7%となりました。

32年間資金を拘束されて増えたのがたったの37万という結果になりました。

ゆたか
ゆたか
これについて私の見解を次の項目で述べます。

個人的には圧倒的低リスクの資産を持つのはアリだと思う

金融庁の資産運用シミュレーションを使って利回り3%で30年間8万円投資をしていたら最終的な積立金額は460万円ほどになります。

じゃあ投資したほうが良くね?となるかと思いますが、必ずしも全額投資に回すべきなのかというのは少し考えものかなと個人的には思います。

未来のことは誰にもわからないからこそ、ある程度の割合は安全資産として確保しておきたいと考えております。

中程度のリスクを取って中程度のリターンを得る投資に比べて、年金保険は極小リスクの極小リターンです。

仮になにかあって積立していた投資ファンドが大暴落することも可能性としてゼロではないはずです。

そういったときに少しでも安全資産として残して置くことは個人的には価値があると考えています。

そういった少しの割合で安全資産を保有したいという考えがあるのであればこの年金保険は向いていると言えると思います。

逆にリスクはいくらでも取って構わないから大きなリターンが欲しいという方には不向きです。

ゆたか
ゆたか
あくまで少額でお守りとしての立ち位置のレベルとして考えてください。

JA共済のライフロードの申し込み方法

私はJA共済のホームページから資料請求をしたら、近くのJA共済の担当者の方から連絡がありそこから直接契約をする運びとなりました。

  1. 近くのJA共済に足を運ぶ
  2. 近くのJA共済に電話をする
  3. 資料請求をする

このどれかからスタートします。

オンラインでのみの登録はできません。対面のみとなります。

営業さん
営業さん
もしもし、ゆたかさんですか?この度は資料請求ありがとうございました。よろしければ一度見積をした上でお話をさせていただきたいのですがいかがでしょうか?よろしければ本日でも大丈夫なんですが自宅へお伺いすることも可能ですがいかがでしょうか?
ゆたか
ゆたか
わかりました!よろしくおねがいします!

電話を受けると、担当者から私の年齢やいくら積み立てる予定かといったことを質問されました。

自宅へお伺いしてお話をしたいと言われJA共済の担当者が自宅まで来ました。

営業さん
営業さん
保険の内容としては〜
ゆたか
ゆたか
ふむふむ(まあ調べてた通りだな)

説明では積み立てを完了させたらいくらの返戻金になりますよ~というような資料を渡され説明を受けます。

ゆたか
ゆたか
契約します
営業さん
営業さん
ありがとうございます!

そしてそれに合意し契約をします。

クレジットカードの登録は店舗にある端末ではないとできないらしく、結局JA共済の店舗で向かいそこで本契約をしました。(最初から自分で店舗に出向いたほうが早いかもしれません)

そんな感じで契約をしました。

まとめ

最後にまとめになります。

JA共済のライフロードのメリット・デメリットを把握した上で申し込むといいと思います。

メリット
  • 控除枠を無駄にしない年払い8万円ができる(もしくは月7000円)
  • クレジットカードで決済ができる
  • 生命保険控除が使える
  • 年金としては他社と比べるとそこそこ
  • 倒産などのよっぽどのことがない限りはとても安全な資産
  • iDeCoと違いホントにヤバイ時は元本割れはするが解約することも可能
デメリット
  • 保険料の払い込みが終わるまで受け取れないので資金拘束が強い
  • 途中解約した場合元本割れとなってしまう
  • 投資として考えた場合はIRRが0.7と低い
  • 申し込みが対面必須なので手間がかかる

控除目的であるなら明治安田生命の「じぶんの積立」、iDeCoを優先してからのほうがいいです。

理由としては資金拘束が圧倒的に短いかつ解約時の元本割れがないからです。

明治安田生命のじぶんの積立についてはこちらの記事で紹介しています。

生命保険控除が使える!明治安田生命の「じぶんの積立」が最強の安定資産 明治安田生命の「じぶんの積立」に今回加入しました。 この保険は保険商品ではありますが、メリットが多数あり加入するには十分な...

投資目的であるならばつみたてNISAを満額使い切ってから考えるべきだと思います。

入るのがオススメな人はつみたてNISAを全額分使い、かつじぶんの積立に加入している人でもっと控除枠が欲しいという人にオススメな保険商品であるといえます。

ゆたか
ゆたか
人と投資方針によっては強い商品だと思いますのでなにかのきっかけになれば幸いです。ここまで閲覧いただきありがとうございました。